モジュール構成
初心者や、core以外に興味が無い大半のユーザーは、このページは読み飛ばしてもらって構いません
scalaz-core
libraryDependencies += "org.scalaz" %% "scalaz-core" % "7.3.8"
- 一番多く利用されるモジュールです
- Scala標準ライブラリ以外の依存はゼロです
- 逆に、Scalazの他のモジュールはすべてcoreに依存します
- もう少し正確には
7.1.x
においては、標準のxmlとparserには依存しています7.2.x
以降では、xmlやparserにも依存しません
- 様々なデータ型や型クラスが含まれています
scalaz-effect
libraryDependencies += "org.scalaz" %% "scalaz-effect" % "7.3.8"
scalaz-core
に依存します- IOモナド、STモナドなどがあります
scalaz-concurrent
Task, Future, Actorなどがありましたが、Scalaz 7.3からはこのモジュール自体消えています。
scalaz-iteratee
libraryDependencies += "org.scalaz" %% "scalaz-iteratee" % "7.3.8"
scalaz-effect
に依存します- IterateeそのものがScala界隈でもHaskell界隈でもオワコンらしく、新機能追加も全然されていないので、使わないほうがいいです
scalaz-scalacheck-binding
libraryDependencies += "org.scalaz" %% "scalaz-scalacheck-binding" % "7.3.8"
- iteratee に依存します
- 主に scalacheck によるテストをする場合に使います
- Scalazの特定のversionでは、scalacheckのversion毎にクロスビルドされていたりしました